【就活】就活で資格アリは有利?いらない?【理系】

一般的に、理系だとTOEICの高スコア、基本情報や応用情報など資格が
採用において有利であると聞きます。
それは果たして本当なのでしょうか?
今回は、それについて考察していきたいと思います。
TOEIC高スコアは確かに有利
これからの時代はグローバルな人材が求められてきます。
どんな仕事にも英語が必要不可欠になってきます。
しかし言語習得というのは簡単に出来るものではなくそれこそ働いている間なんて時間がなくて
まともに勉強もできないかもしれません。
そうなってくるとやはり時間があって外国人との交流の機会も多いであろう大学生の内に
ある程度勉強して英語を習得しているのは大きなアドバンテージになると思います。
その指標となるのは【TOEIC】なのだと思います。
しかしこう思う方もいるのではないでしょうか
「TOEICで高スコアだからといって話せない人だっているじゃん」
と。
ですがもしその企業に英語を話せる人材が本当に必要なら英語面接をするでしょうし逆に
『英語を話せる人はTOEICの点数も良い』
こう言えるのではないでしょうか。
やはり点数が低いよりは高スコアの方が有利であると思います。
資格は・・・企業がどういった人材を求めているかによる??
理系の資格は様々ありますが、ここではIPAの資格について考えていきましょう。
この試験制度はレベル別に分かれており基本的な知識を問われる『基本情報技術者試験』
そして応用的な知識を問われる『応用情報技術者』、そこからの上位レベルは分野毎(ネットワーク、セキュリティなど)に派生していきます。
さて有利か不利かですが間違いなく有利ではあると思います。
基本情報を取っていれば、最低限の知識はあると認識してくれますし
応用情報ならばすごいなぁくらいには思ってくれます。
スペシャリストレベルなんて社会人でも持っている人は少ないでしょう。
ですが、採用する際に求めているのは必ずしも【結果】だけではないと思います。
貴方が面接官だとして、「持っている資格はある?」と聞いたとします。
次の2つのパターンの学生がいました。
専門学校で対策講座もあり流れで受験したことから、基本情報どころか応用情報も持っている学生
対策講座もテキストもなかったが、自分で買って計画を立てて勉強し基本情報を取得した学生
・・・どっちの人材が欲しいですか?
企業は、結果だけでなくその過程【プロセス】も見ている
前節の例で二人の学生のパターンを見てみました。
前者は応用情報の資格を持っています。
習得した理由は学校の講義で対策を受けてそのまま流れで受験。
後者は基本情報しか持っていません。
習得した理由は自主的にテキストを買ってでも勉強したかったから。
企業って採用の際、能力的に即戦力であるかだけでなく
その人の今後の成長幅も見ているんだと思うんです。
その観点で行けば後者の学生には自主性がありとても良い印象を受けると思います。
「ああ、こいつは入社した後も成長していけそうだなぁ」
と思ってもらえるのではないでしょうか。
TOEICに関しても
ただただ勉強したから高スコアを取れた
というよりも
長期留学を経た結果高スコアになった
の方が
「ああ、こいつは本当に英語ができそうだな」となりませんか?
つまり何が言いたいかというと
その人の成長幅を知るには結果ではなくその過程【プロセス】が重要
ということです。
結論
長々書きましたが、資格やTOEICの結果は就職活動において有利だと思います。
ただそれ以上に
【その資格やTOEICの結果を得るためにどう努力したのか】
それこそが本当に企業が知りたいことなのではないでしょうか。