【考察】ソシャゲーの衰退、寿命はいつ?

【考察】ソシャゲーの衰退、寿命はいつ?

パズドラ、モンスト、白猫…そして騒動にもなったグラブルのような人気スマホゲー達は全体のほんの一部にしか過ぎなく、その下にはロングテールのように沢山のゲームがあります。 このような状況、いつまで続くのでしょうか?




『新しい』タイトルがない?

今では膨大な数のタイトルがあります。
しかしながら内容は似たような、もしくは本当にクオリティの低いものばかりになってしまい新しく台頭するタイトルが出なくなっている現状。AppleStoreのセールスランキングでは毎日変わらない光景が続いてしまっています。
かくゆう僕もやってるスマホゲーはパズドラ、モンスト、マイナーなところでクラッシュフィーバーぐらいでパズドラとモンストに至っては同じ事の繰り返しで正直飽き飽きしています。
というよりも
ガチャを引く→いいキャラを当てる→育成する→難しいクエストをクリア
 この『流れ』に飽きてきているのかもしれません。

そもそもなんで流行した?

こういったスマホゲーはどうして流行したのでしょうか?
スマホゲームの原初となるものはガラケー時代に流行った怪盗ロアイヤル、プロ野球スピリッツなどのソーシャルゲームでありそこから全てが始まったのだと思います。
当時は据え置きはもちろん、DSなどの携帯ゲーム機よりも手軽だったため
 
ちょっと空いた時間にできるゲーム
 
として大人を中心にユーザーを広げました。
何より、インターネットにより全ての人と繋がるということを利用して
ランキング、他のユーザーとのバトルなど競合する面を前面に出していったのが売り上げのキッカケになったのではないかと思います。
スタミナを買ってプレイすればするほど強くなり、アバターを買えばおしゃれをして他の人と差をつける…本当考えた人は上手いなぁと思います。
時代は流れ、遂にスマートフォンが一世を風靡するようになりました。
そして生まれた『パズル&ドラゴンズ』。
タッチパネルを生かしたパズル、高画質を活用したキャラクター画…今までになかった新しいタイプのソシャゲーなだけに人は群がり瞬く間に流行りました。それからモンストや白猫などライバルともいえる存在が現れ…今に至ります。

諸悪の根源?『ガチャ』の存在

見出しには諸悪などと書きましたが、ガチャシステムはユーザーにとって善とも悪とも取れるシステムだと思います。
例えばRPGなんかだとやればやるほどにレベルが上がるため、ネトゲなんかでは所謂廃人と呼ばれるヘビーユーザーがライトユーザーに比べて途方もなく強くなり、ライトユーザーがやってられなくなり衰退したゲームも少なくなかったのではないでしょうか。
その点、ガチャシステムであれば絡んでくるのは運なので廃人でも持っていないキャラを初心者が持ってるという事が確率なので、理論的にはあり得ます。
リセマラなんかそのシステムを存分に利用したものですよね。インストール特典で無料で引けるうちに超レアキャラを引いておくというのは合理的でそのシステムを上手く利用できてると思います。(まぁ、リセマラも1点狙いする人と妥協を許す人でまた違ってきますが)
つまりガチャシステムには
『初心者、もしくはあまりプレイする時間がない人もいいキャラを運良く当てれば強くなれる』
という善の部分があると思うんです。
 
ただ、こんなパターンもあると思います。
 
今まで引いたガチャで現時点では結構いいキャラを持っていてクエストもクリアできたが
突然ガチャに新しいキャラが追加されて、それは今までとは一線を介した強さを持っていてそのキャラを持っていなければクリアできないクエストが出現した。
 
ガチャのあるキャラがいればサブクエストなるものが解放される。しかもそのサブクエストはある強化アイテムできる唯一のクエストである。
 
これは一例に過ぎませんが、要するに言いたいのは
『ガチャをせざるおえない状況にする』
という悪の面をガチャシステムは持ち得ると思うんです。
この悪の面を加速させることが、スマホゲーの衰退を同時に加速させていると思います。

スマホゲーの行き着く先は、インフレ

恐らく大多数のスマホゲーに言えることなんですが、新しいキャラというのはそれまで以前のキャラよりも強い場合が多いと思います。性能がユニークだったり、バランスを崩さないような工夫を入れる事もありますがそればかりではユーザーも飽きてしまうからですしネタにも限りがあるからです。
 
最終的には当初設定したバランスなんてものはなくなっているでしょう。
 
最初はみんな喜ぶでしょう。強いキャラなんてのはわくわくしますからね、ガチャもバンバン引くことでしょう。
しかしそれが何度も何度も続くと…?
 
ついていけない
もういい
起動しなくなった
ログインだけする毎日
 
などのようにユーザーは運営についていくのをやめるでしょう。

スマホゲーは消耗品

最初はネタの宝庫で会社は溢れるように儲けることができ、ユーザーは沢山のゲームを遊ぶことができるいい関係になるかもしれません。
ですが気付けばネタは尽き、やることがワンパターンなゲームばかりでユーザーは今やっているゲームに飽き、新しいのを始めようにも上位軍とさして変わらないような内容ものばかりのため定着せず会社にはお金が入らないという結果になると思います。
僕のような凡人がそう思っている時点で、既にスマホゲーは衰退してきていて近い将来もぬけの殻状態になるではないかと思います。
その前に革命的な何かを出すのか、それとも『今のスマホゲー』という消耗品を枯れ果てるまで作り続けるのか…どちらにしても、この業界は延々に消耗を続けることになるのかもしれません。








 

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