基本情報技術者試験の対策!2パターンある!?

基本情報技術者試験の対策!2パターンある!?

前回応用情報技術者試験の勉強法について書きましたが
折角なので基本情報技術者試験についても、僕が実際に合格した時の勉強法と対策について書いていきたいと思います。

 

基本情報技術者試験とは?

高度なIT人材になりたい人が基本的な知識や技能について学ぶもしくは試すための試験です。
理系大学生なら大体は講義で習う内容が多いため、比較的難易度も易しく理系以外の受験者もしっかり対策すれば合格しやすい試験となっています。

午前試験対策の勉強法は2つに分かれる!

基本情報技術者試験の午前試験の勉強は、その人の目指す場所によってやり方が分かれます。

1.基本情報を受けた後に応用情報、スペシャリストクラスにランクアップしていく方
2.とりあえず基本情報だけを合格しておけばいいという方

もちろん後者が勉強時間も短くて済みますが、1.の方がそちらの勉強法を実践してしまうと必ず上位ランクの試験を受験する際に必要な知識が身についておらず無駄な時間を強いられ苦戦してしまいます。
それでは、一つ一つ見ていきましょう。

1.基本情報から応用情報、スペシャリストへとランクアップしていく方

基本情報は基本というだけあって、全ての分野の土台となる知識が問われます。そして今後受けるであろう応用情報、スペシャリストでは基本情報の知識だけで解ける問題も多数存在し、それが始めから解けるか解けないかで勉強の効率が違ってきてしまうんです。
よってこちらではしっかりと知識を見に付けてもらうための勉強法を紹介します。

用意する物
 ・テキスト
 ・パソコンで基本情報技術者試験ドットコムを開く
 ・メモ帳、計算用紙

まずテキストを買いましょう。僕のおすすめはキタミ式なのですが、人によって合うテキストは違ってきますので大きい本屋に行って様々なテキストを見比べてこれだ!ってものを買いましょう。

よほど酷いテキストでない限り分野毎にしっかりまとめられています。
テキストが用意できましたら、次の流れを行います。
基本情報技術者試験ドットコムでは、テクノロジ系、ストラテジ系、マネジメント系と分野別の過去問が用意されているのでそれを使います。

  1. テキストの分野の章の中の段落を一つ読みます(例えばテクノロジ系/基礎理論/離散数学)
  2. それに対応するドットコムの問題を平成20年分まで解く(大体半分くらい)
  3. 間違えた問題をメモる
  4. 次の段落へ
  5. 章が終わったら先ほどメモった問題をまた解く

1か月くらいかけてこの流れを行います。
テキストを読んだ後に過去問を解く事で知識の定着化を図り、間違えた問題をメモることで知識の欠落を無くしています。これを毎日少しずつやれば全てとはいかなくてもある程度の知識は付けれると思います。

 

2.とりあえず基本情報だけを合格しておけばいいという方

用意する物
 ・パソコンで基本情報技術者試験ドットコムを開く
 ・メモ帳、計算用紙

テキストはいりません!
合格するだけが目的ならば、過去問をひたすら解いてどんな問題が出るのかを掴むだけで
午前試験は合格点なんて簡単に出せちゃいます。
毎年何問かは過去問と全く同じものが出題されますしね。
その変わり知識は定着しないので、完全に資格取得だけが目的の人向けです。

  1. 分野の章の中の段落に対応するドットコムの問題を平成20年分まで解く(大体半分くらい)
  2. 間違えた問題をメモる
  3. 次の段落へ
  4. 章が終わったら先ほどメモった問題をまた解く

1.と違うのはテキストを最初に読むか読まないかです。1.では過去問を解くのは知識の定着を目的としていますが今回は問題を覚える事を目的としています。

午後試験対策

午後試験対策は共通です。

用意する物
 ・過去問集(解説がしっかりしているもの)

午後試験の問題だけなら基本情報技術者試験ドットコムに載っていますが
残念ながら解説は載っていません
なので本屋に行き、自分に合った解説が載っている過去問集を買いましょう。
テキストが用意できましたら、まずは1年分全問題を解いてみましょう。

大問によっては全く解けない問題がありませんでしたか??

ですが安心してください。
午前問題と違って午後問題にはいくつか選択問題があります。
では、どう問題を選択するべきなのでしょうか?

午後試験問題の選択はどうする?

午後試験は午前試験で学んだ分野に相当する問題が出題されます。
そこで、一つ見返してほしいのが、午前試験で間違えた問題をメモった紙です。
やたらと間違えた分野はありませんでしたか?
何回やり直しても解けない問題はありませんでしたか?
そういった問題をピックアップしていき、自分の苦手分野を把握しておきます。
例えば
ネットワークの分野のIPアドレスの計算問題を何回も間違える・・・、私はネットワーク系苦手なのかも・・・。
SQLなんて全然わからん。午前で出ても飛ばそう・・・。
みたいに考えます。

終わりましたか?
それでは午後試験の形式を見てみましょう。

必須問題  問1.情報セキュリティ 問8.データ構造及びアルゴリズム
選択問題1 問2~7 から 4
選択問題2 問9~13 から 1

選択問題1

この6問は午前試験の分野に対応している問題です。なので上述したように自分の苦手分野を把握しておき、その問題を解かないようにすれば自然と絞られてくるでしょう。
ですが基本情報技術者試験の小門は選択式なので完璧に解けなくても解答欄に照らし合わせれば正解できる場合もであります。

選択問題2

この4問は午前試験の知識だけでは解けません。c言語、java、COBOL、アセンブラ言語のどれか一つでも精通しているプログラム言語があるならそれを選べばいいのですが、もしない場合は迷わず表計算ソフトの問題を選んでそれについて試験までに自分で勉強しておきましょう。
新しくプログラミング言語を覚えるよりも簡単だからです。

おわりに

いかかでしたでしょうか?
今回は僕が勉強する際に実施した方法とプラスαについて書いたのですが、この中の様々なポイントのどれか一つでも参考になれたのなら、幸いです。
基本情報技術者試験は確かに理系有利なところがありますが、知識と技術力を試すという視点ではなく1つの資格という視点で見ていけば文系の方でも簡単に取得できます。
これから受験される方、頑張ってください!!

 

 

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