コンパクトSUVのライバル同士であるマツダのCX3とホンダのヴェゼルを【エクステリア&インテリア編】面で徹底比較してみました。本気で両者の購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
大人気のコンパクトSUVシリーズ、この車格を検討されているなら間違いなく選択肢に入るであろうマツダのCX3とホンダのヴェゼル。きっと皆さん迷われることでしょう。この記事はそんな方のために様々な観点で徹底比較し、最終的にどちらが買いなのかを結論づけます。
【比較対象の車は2019年5月現時点で最新となる型式】です。
私はプロではありません。しかし、プロではないからこそ素人目線で、皆さんと同じ目線で比較することができます。 それでは、早速比較していきましょう。
エクステリア&インテリアを比較
比較内容:それぞれのエクステリア&インテリアを見ていき、どちらの方がよりカッコよく、見た目で乗りたい車なのかを比較していきます。
CX3
CX3はこちらのサイトで360°のモデルを見ることができます。見てみたい角度などがあれば、じっくり眺めてみてください。この記事ではこのモデルを元に比較していきます。
エクステリア
CX3は全体的に輸入車を思わせるようなカッコいいデザインですね。これはマツダの「魂動デザイン」といい、生命感をカタチにすることを意識してデザインされているらしいですが、言われてみると躍動感のようなものを感じます。
しかし本当に、CX3は赤が似合います。CX3に限らず、マツダ車全般に言えることですが黒や青、白よりも赤が似合うと私は思います。特に上記の画像の赤は真っ赤ではなく、少し暗い上品な赤は素晴らしい。この赤色は「ソウルレッドクリスタルメタリック」という有料オプションカラーみたいです。有料なだけあって、洗練されています。
横からの画像に注目してください。フロントの横顔、めちゃくちゃカッコいいですね。静かな力強さを感じることができます。
強いて気になる点を挙げるとすれば、タイヤ周りの黒い樹脂部分がなかなか目立ちますね。これには何か理由があるのでしょうか。アクセラには見られないので車高が関係しているんだと思いますが、どうなんでしょうか。
インテリア
CX3で特に素敵だと思うのは、このインテリアですね。この価格帯でここまで質感が高く、上品なデザインに仕上げる力はさすがマツダと言ったところでしょう。黒一色なのに全く地味に感じない、いつまでも見ていられます。私はボタンや装飾でごちゃごちゃしたデザインより、このようなシンプルなデザインがとても好きです。
グレードがL Packageになると、新たに「レザー・ピュアホワイト」というカラーが追加されます。更に高級感が増しますね。白シートもカッコいい!
センターのエアコンスイッチだけは個人的に少し残念ですね・・・。ベースがデミオなので仕方がないですが、CX5のような感じがベストだと思います。逆にこのデザインが好き!という方もいるので賛否両論ですね。この辺りは次回のマイナーチェンジで変わるのでしょうか。
センターコンソールは2018年のマイナーチェンジで大幅に変わり、電動パーキング&オートホールドボタンが搭載されたみたいです。サイドブレーキ周りがスッキリして、よりスタイリシュになりました。この辺りはデミオよりCX5寄りになり、上手く差別化ができていると思います。
様々な方がCX3のインテリアは素晴らしい!と声をあげる理由がわかるくらいに、全体的に素晴らしく洗練されたデザインです。
ヴェゼル
ヴェゼルもこちらのサイトで360°のモデルを見ることができます。見てみたい角度などがあれば、じっくり眺めてみてください。この記事ではこのモデルを元に比較していきます。
エクステリア
正面のデザインはかなり力強いですね。CX3が白人のイケメンなら、ヴェゼルは超ダンディな黒人といったところでしょうか。本当にカッコいいです。
バックは引き締まったデザインになっており、CX3より好きです。横から見ると、CX3に比べて後部座席辺りが高いように思えます。ヴェゼルは後部座席が快適だと言われるだけありますね。嫌いではないですが、CX3の方がスタイリッシュに感じられます。
ヴェゼルにも様々なカラーがありますが、個人的には画像の色が一番好きですね。この色は「ルーセブラック・メタリック」というらしいです。
後部座席のドアは赤枠内の取っ手から開くのですが、初めはどこから開けるのか迷いそうですね(笑)。同じくコンパクトSUVであるCHRもそうですが、デザイン上、この位置にせざる負えなかったんでしょう。CX3のように前席と同じ位置にある方が個人的には好きです。
なるほどヴェゼル、全体的にこれがSUVだ!と思わせるような力強いデザインです。CX3とはまた違って、こちらも素晴らしい。
インテリア
次にインテリアを見ていきます。CX3とは異なり、こちらは比較的硬派で万人受けするデザインだと思います。上記の写真はHYBRID Zグレードで選択できる「ジャズブラウン」というカラーです。ヴェゼルのインテリアではこのカラーが一番カッコよく、素晴らしい。このカラーがもっと下のグレードで選べたら、もっと素晴らしいのですが・・・。
こちらはベースグレードの「ブラック」、これはこれでシックで悪くないデザインです。「ジャズブラウン」よりも飽きがこなく、永く付き合っていける色なのではないでしょうか。
センターコンソールはシンプルでとても好きです!よく見たら下の部分に空間があり、スマホやちょっとした小物を入れることができるようになっています。こんなのよく考えましたよね。非常に素晴らしい。
ただ個人的に、どうしても肯定できないのがインパネ周りのデザインです。
赤枠で囲んだ君!レジスター君!君だよ!
この位置にこの形、これだけはどうしても好きになれません。ちょっとだけ古臭いかな〜なんて思ったりもします。ここ以外は本当に素晴らしいインテリアなのですが・・・。
エクステリア&インテリアにおいて、CX3とヴェゼルの勝敗は?
CX3とヴェゼル、両者のエクステリア&インテリアを見ていきました。少し気になる点はあったものの、どちらもとてもカッコいいデザインでコンパクトSUVを購入しようと考えている方の頭を悩ませることでしょう。
さて、今回の比較【エクステリア&インテリア】勝負においての私が思う勝者は・・・
CX3です!
エクステリアは力強さを主張するヴェゼルよりも輸入車を思わせるスタイリッシュなデザイン、かつ私が大好きな赤色が非常に良く似合うという点からCX3に軍配が上がりました。
インテリアはヴェゼルのナビ近くのレジスターが個人的に大きなマイナスポイント。対するCX3はエアコン以外気になる点はなく、むしろ最高にカッコいいということから圧倒的にCX3が上。
蓋を開けてみれば、【エクステリア&インテリア】の比較はCX3の完全勝利という結果に終わりました。この勝負は好みの問題ですからね、人によっては意見が変わると思います。上記で述べた通り、どちらも大変素晴らしいデザインなのです。
この比較ではCX3の勝利でしたが、他の比較項目ではどうでしょうか?
以下の記事で別の項目を比較しているので、よろしければどうぞ。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。