独学プログラム、初心者にはc言語がおすすめな3つの理由

プログラミングの初心者がおすすめの言語を聞くと大体c言語を勧められますよね。
なんでc言語なのでしょうか?
今回はその理由について考察してみました。
1.c言語の勉強は他の言語に派生できる
java、Ruby、Perl、どんなプログラミング言語でも考え方さえ定着していれば、あとは関数を覚えるだけでコードは書けるようになります。
c言語は大体全ての言語の元、他の言語はそれを派生したようなものなのでこれを学べばプログラミングへの考え方が自然と身につくことになるでしょう。
ちなみにc++というプログラミング言語も存在していています。
それはc言語の知識を全て使えてかつオブジェクト指向という重要な考えを組み込める完全上位互換なのですが、初めから学ぶのには適していません。
オブジェクト指向はプログラミングの考え方の基礎があってそれから理解、実際に使用という段取りが理想だと思うので
まずはc++の事は考えずc言語を勉強していくのがいいと思います。
2 なによりc言語はプログラムの基礎で単純
c言語はプログラミング言語の基礎だ! と言われているようにプログラムの基本となる内容が網羅されています。
例えば基本、応用情報技術者試験という国家資格があるのですがそれ午後問題の中に アルゴリズムとc言語 の二つがあります。
アルゴリズムの大問ではある動作をするプログラムを作る時の考え方が問われるのですが、これはc言語を学んでいて、その過程で色々なプログラムを書いていればアルゴリズムについて大して知らなくても解けてしまえます!
このように基礎を学ぶ事ができるため、大学でも初めに教えられるプログラミング言語はc言語なのだと思います。基礎って、重要ですよね。
3 c言語は何でも作れてしまう
c言語の知識は粘土みたいなものです。
こねって形を作れば他のプログラミング言語の型にすっぽりはまってしまいますし、千切った小さな知識も様々な事に応用できてしまいます。
さて、貴方がプログラミング言語を学びたい理由には何でしょうか。
ゲームが作りたい?
日常生活でも使えるプログラムを作ってみたい?
アプリを開発したい?
それらは全て、c言語で作れちゃいます。
ゲームを作りたいならキャラクターを動かす、画像を表示する、そういった動作をする関数を自分で作る事ができます。
アプリを開発したいならc言語を学び先にある拡張言語、Objective-Cに手を出しましょう。
要するに他のプログラミング言語はある用途に特化した、つまりその用途ならc言語より「簡単書ける、もしくは動作が早い」言語なのであってc言語でコードを書けないわけじゃないんです。
企業でも開発の際、良さそうな論文の内容をまずはc言語に直して動作を確認してから他の言語に変換していく所もあるようです。
このようにc言語は基礎を学べるだけでなく応用性も高いという凄みがあります。
4 終わりに
いかかでしたでしょうか?
c言語って、凄いですね。
どのような用途や目的でプログラミングを学ぶにしてもまずはc言語を学んでいくのが一番有意義であると思います。