映画【LIFE!】感想 ※若干ネタバレあり

映画【LIFE!】感想 ※若干ネタバレあり

たまたまゲオに寄った際、そういえば観ていないなと思った作品がありました。
それが【LIFE!】
今回はネタバレ含む感想を書いていこうと思います。




主役はちょっと想像が多いだけの普通の男性

主役のウォルターは、普段の生活でもちょっぴり空想に耽ってしまうだけの普通の社会人。
恋もするし、家族を愛してるし、ジャンクフードだって食べる。
だけど彼はシャイだ。好きな人、シェリルが同じ職場にいながらも中々声を掛けれず、挙句には出会い系サイトから繋がろうとする始末。
そんなウォルターが働く職場はあのアメリカの国民的雑誌【LIFE】を制作する会社で、彼はその中でもネガフィルムを担当していた。
しかし、そのLIFEの廃刊が決定してしまった!
そこで問題になるのがLIFE最後の表紙を飾る写真。
LIFE誌を代表する写真家のショーンはウォルターにその表紙の写真のフィルムと彼宛への手紙、そして彼へのプレゼントである財布を送ってきたのだ。
ショーン曰く、
「フィルムの25番目は私の最高傑作、これこそ最終号を飾るに相応しい」
だがそこに25番目のフィルムだけは存在していなかった。
ウォルターはその写真を求め、ショーンに会いにグリーンランドへ向かう・・・・。

テーマは人生(LIFE)

この映画の合間合間、いやそのほとんどはどのシーンを切っても絵になります。
とにかく綺麗。そして壮大、陸、海、山・・・その全てが存分に詰まっています。
如何に自分の人生が狭いのか、そして世界は広いのかを思い知らされるだけでなく
「お前もこっちに来い」
ウォルターが【想像】したショーンのように僕もまたこの映画に手招かれているのではないかと感じてしまいました。
そして、そんなまるで夢のような・・・「想像」も絶するような体験を経たからなのかこの映画の最後には想像人であったウォルターもしっかりと現実と向き合い、前に進む事ができるようになっていました。




素晴らしい魅せ方

先ほども書きましたが、景色や人の撮り方が本当に巧いです。
僕は感想を書く際、あまり調べる事をせず直感で書くことが多いのですがこの映画を撮影した方は【世界】を魅せるのにとても長けているなぁ、と思ってしまいました。
内容も良いのですがやはりこの魅せ方、美しさがこの映画の完成を高めている最大の要因なのだと思います。

最後に

時間が経ったらもう一度観たい映画の一つになりました。
世界は広い、価値観なんて全く違う、けれど助け合うことはできるし自分の力だってまだまだ捨てたもんじゃない・・・旅に出たい。そう感じさせる映画なのではないでしょうか。
ホント、僕の表現力の甘さのせいかあまり伝えたいことが伝えられません。
とにかくそれくらい素晴らしい映画でした。




 

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